運転している時の睡魔
車を運転している時に睡魔に襲われたというドライバーは多いと思いますが、居眠り運転による痛ましい事故の様子をニュースで見かけるにつけ、他人事ではないと気をつけなければなりません。
特に寝不足や疲れの溜まっているときの長時間ドライブでは、どうしようもない眠気に襲われる場合が多いので、そんな時はすぐに車を安全な場所に止めて15分単位の仮眠を取ることをお薦めします。
別に寝不足でもない場合でも眠くなる場合があります。
これは「道路催眠」と言われ、運転をしているときのドライバーの意識状態が催眠術にかかる人が一点に集中させられるのによく似ています。
前の車のテールランプを見つめて運転していると催眠走行に陥る危険があります。
催眠走行に陥ると、駐車中のテールランプにも吸い寄せられて追突するという事例がありますので、テールランプには目を集中しないように常に意識を変える工夫が大切です。
窓を開けて新鮮な空気を入れたり、ガムを噛んで口を動かしたり、目覚めるような音楽をかけたり、お茶やコーヒーを飲んだり、上手な気分転換を取り入れましょう。
居眠り運転防止の為の研究も進んでいて、居眠りを感知して警告するグッズが開発されています。
居眠りのメカニズムにはある特徴が発見されていて、急激に頭がカクンと揺れる、いわゆる「船を漕ぐ」状態になります。
この首の動きに着目し、居眠りをしているときの「首カクン」の動きを察知すると大音量のアラームで知らせる仕掛けのグッズがあります。
耳に掛ける小型の装置となっていて、左右どちらかの耳に装着して本体後ろのスイッチを入れるだけで、起きているときは首がまっすぐな姿勢なのでアラームは鳴らず、首が大きくカクンと揺れるとアラームで警告してくれる構造となっています。
また、「居眠り運転防止シート」というのも市販間近です。
背中の位置に埋め込まれた二つの圧力センサーでドライバーの脈の波形をとらえる仕組みとなっていて、大きな振幅が出た時に自動的に警報を発するシステムを作れば、居眠り運転防止につながると、発売が待たれます。
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