リコールとは
リコールとは、既に販売された車について、設計や製造における欠陥が見つかったときは、国土交通省に報告し、メーカーは一般に公表して自主回収や対策部品への無償交換などを行う制度のことです。
欠陥の内容によっては交通事故や車両火災を引き起こすものもあって、人命に関わることになりますので、自動車メーカーは欠陥の大少に関わらず即座に対応する事が望まれるのは当然のことです。
それを公表せずに社内だけで隠そうとすると、かつての三菱自動車のリコール隠しで大問題となったように、人命に関わる大事故が起きたりする訳です。
リコールについての通知は、普通購入したディーラーやメーカーから直接購入者に郵送で詳細が送られて来ます。
リコールの場合、基本的に無償での整備・部品交換になります。
ユーザーはリコール通知を受け取ったら、速やかに近くの取扱店に車を持っていくようにしましょう。
特に中古車の場合はメーカーからの通知が来ないので、メーカーの広報発表やテレビや新聞での発表には注意をしておきたいものです。
最近は各メーカーともコストダウンのために部品の多車種共用化が進んでいることもあり、一度に数十万〜百万台以上の一斉リコールなんてことも多くなっていますので、リコール通知を受けたらすぐに整備予約を入れた方が良いでしょう。
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