伝説の国産スーパーカー 童夢 零
伝説の国産スーパーカー「童夢零」の名前を聞いて、そのスタイルや性能がすぐに思い浮かぶ人は、相当なスーパーカーマニアではないでしょうか。
「童夢」というのは、1975年に京都府で設立された自動車会社で、正式な名称は株式会社童夢。
現在は滋賀県米原市にその本社を移転しています。
夢の国産スーパーカーである「童夢零」は、1978年に開催されたジュネーブショーに出展され、その独創的なスタイルは一躍脚光を浴び、日本でも話題になりました。
このような状況下で国産スーパーカー「童夢零」は日の目を見ることなく、国内で1000万円程度の販売価格を検討していた童夢社のもくろみは、社名同様、夢と消えたわけです。
スーパーカーブームの波に乗り、童夢社の熱きエンジニアたちが「童夢零」開発プッロジェクトを立ち上げたのが会社設立の年。
その3年後にジュネーブショーへの出展となったわけですが、これ以降国内のスーパーカーブームが下火になっていき、「童夢零」は伝説の国産スーパーカーとなってしまう運命にあったのかもしれないですね。
この車、実際には公道を走ることがなかったわけですから、その名前やスタイルを記憶にとどめている人は少ないと思います。
この車の販売が実現していたら、結構人気が出ていたのではないでしょうか。
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