プジョー
プジョーは、1810年にプジョー兄弟によって創立されました。
アルマン・プジョーが創設し、甥のロベールの経営によって発展を遂げてきた、いまやフランス最大の自動車会社です。
もとは刃物メーカーを始祖とし、コーヒーミルやミシンなどの歯車や骨組の製造を生業とする会社でしたが、ベンツの創始者ゴットリー・ダイムラーとの出会いで触発されたるアルマン・プジョーが、1889年のパリ万博に3輪蒸気自動車を出品したのが自動車メーカーとしての始まりとなります。
世界で最初にガソリン自動車を発明したのがベンツ社(現在のダイムラー・クライスラー)ですが、自動車の生産を商売として成立させた最初の自動車メーカーはプジョーだと言われていて、どちらも「世界最古の自動車メーカー」の座を譲ろうとしません。
1974年にシトロエン、1978年にはクライスラー・フランス(シムカ)を傘下に収め、PSA(プジョーシトロエン)グループを結成しました。
またプジョーは自動車だけではなく自動二輪車や自転車も製造しています。
PSAグループの自動車生産台数はホンダとほぼ同規模で、近年での活躍も目覚ましく、積極的なニューモデル戦略を展開しています。
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