フェラーリF40、F50、エンツォ(創立記念限定モデル)
スポーツカーファンなら誰もが憧れるフェラーリですが、フェラーリの中でも限定生産の創業記念モデルがフェラーリF40、F50、エンツォです。
フェラーリF40はその名のとおりフェラーリの創業40周年記念限定モデルであり、1987年から生産されました。
フェラーリF40はフェラーリの基本理念である「そのままレースに出られる市販車」として設計されており、実際に最高速度が時速200マイル(約320km)を超えた世界初の市販車であり、フェラーリの歴代モデルの中でも根強い人気を誇っています。
当初の生産台数は400台程度でしたが注文が殺到したため1992年の生産終了までに1300台余りが生産されています。
1997年までの2年間で349台が生産され、新車価格は日本円で5000万円でした。
デザインは日本人が担当しており、鳥が羽を広げたように上に開くガルウィングドアが特徴的です。
2002年にパリのモーターショーで発表されたあと2004年までの間に399台が限定生産されています。
新車価格は7850万円ですが、希少価値ゆえに実勢価格は1億円以上とも言われています。
2005年には前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がチャリティー目的で注文した幻の400台目がオークションに出品され、約1億5千万円で落札されました。
これらのフェラーリの創業記念限定生産モデル、いずれも家1軒よりも高価な代物ですが、機会があればぜひ一度間近で見てみたいものですね。
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