ポルシェ911シリーズ
ポルシェ911シリーズは、ポルシェ社のスポーツカーで、356の後継車種にあたります。
RR(リアエンジン・リアドライブ方式)の駆動方式を取り、ポルシェ社のみならずスポーツカー全般を見回しても、代表的な名車と評されています。
1963年にデビューして以来、このシリーズは様々な改良が施されてきました。
歴代モデルを年代順に見てみると、911型(1963年-1974年)、930型(1974年-1989年)、964型(1989年-1993年)、993型(1993年-1997年)、996型(1997年-2004年)、997型(2004年-)となります。
最新のポルシェ911シリーズである997型に関して、ポルシェジャパンのホームページを見てみると、以下のようなプレスリリースが出ています。
燃料直噴システムである「ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)」により、走行距離100kmあたりの燃料消費率を9.8Lとするなど、効率性を高めた。
トランスミッションは新開発のダブルクラッチ式トランスミッション「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」を採用。
駆動力やトラクションを失うことなくすばやいシフトチェンジが可能となる。
8タイプあり、価格は1162万円〜1627万円(以上、ポルシェジャパンのホームページより)。
ついつい価格に目が行きますが、やはり庶民の手に届くものではないですね。
ポルシェ911シリーズにも、際立った特徴のあるモデルがいくつかあります。
『911 GT2』もそのうちの1つです。
出力でも最高速度でも価格でも特別仕様です。
500psを遥かにオーバーする最高出力、330km/hに届く最高速度、2,600 万円超という価格。
特に、あと1km/hでスーパーカーのカレラGTと同じ数値となる329km/hという最高速データは、際立った特徴といえるでしょう。