車 下取り
車の下取りというのは、新しい車が欲しくなったとか、中古車でいいのを見つけたので買い換えたいなどと考えて、現在乗っている車を新車販売のディーラーさんや、中古車を購入する場合には中古車ディーラーさんに引き取ってもらうことなんですね。
もっと具体的にいいますと、新車や中古車を購入する際に現在の愛車をディーラーさんに下取りしてもらって、その代金を新車の購入費用に組み入れることです。
約10年ちょっと前くらいでしたら今述べたことがほぼ常識的な車取引の形態であったと思います。
ところが昨今その状況が一変しつつあるんです。
といいますのは、車買取の専門業者の台頭ということがあげられます。
広告やテレビコマーシャルなどで、すでにご承知の方も多いと思いますが、アップルやガリバー、ティーアップなどに代表される車買取業者が活躍の場を広げていった結果、ディーラーさんがお客さんに新車や中古車を買ってもらうときに、これまで乗っていた車を下取りするといった従来からの図式が崩壊してしまったというのが現在の状況となっているようです。
車の流通経路が劇的に変化を遂げたということになるでしょう。
車を正規ディーラーで下取してもらう場合、通常の方法は各販売会社が用意している下取り基本価格表を元にして、そこから車両の損傷の度合いなどを査定の上、減額し下取り価格を算出するわけです。
このように買取りであれ、下取りであれ、基本価格から程度を査定し最終価格を決定するということです。
下取りしてもらう場合いちばん気になるのは、どなたでも同じだと思いますが、納得できる下取り価格ということではないでしょうか?では買取りと下取りの違いとはなんなのだろうかといいますと、新車や中古車を買う際に値引き価格を引き出すための駆け引きに下取りという表現があるだけのようです。
実は車の下取りとは販売価格をお客に悟らせないようにするための調整幅ということのようです。
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