自賠責 保険 料金
自賠責保険の保険料金改定についてはすでに数年前から行われています。
今年も2007年4月に料金改定されました。
自賠責保険料は、なぜ値上がりしているのでしょうか? そして、どのくらい値上がりするのでしょうか?
まず、最初の疑問のなぜ料金が改定されるかに関しては、国から補助金(保険料等充当交付金)と関係があります。
この補助金が毎年減額されるので、私たちが負担する自賠責保険の料金は、負担が増えていきます。
ただし、値上がりの幅は小幅なものです。
今回の自賠責保険料の改定時期ですが、2007年4月1日以降の保険始期の契約が対象となります。
あくまで保険始期をベースに決まりますから、3月に自賠責保険の契約をしても保険始期が4月1日以降の場合は、その契約は新しい自賠責保険料の対象となります。
では、どの程度の値上りになったのでしょうか? 保険期間や車種にもよりますが、全体的に5%程度の値上げとなっているようです。
但し、原付などでは保険料の変更はありません。
さて、自賠責契約内容に変更があった場合、自賠責保険の料金はどうなるのでしょうか? 改定前の自賠責保険料(2007年3月31日以前)の契約について、仮に2007年4月1日以降に、契約内容の変更あるいは解約が発生した場合、自賠責保険料の返戻金等は改定前の旧自賠責保険料をもとに計算されます。
さて、このように毎年変化している自賠責保険料金ですが、一般的には車検費用に込みで支払いますので、値上げされているのをあまり意識しないかもしれません。
どのくらい値上げされているかを、具体例で見てみましょう。
自家用乗用自動車の場合(保険期間24ヶ月)では、平成16年4月~ 27,630円 / 平成17年4月~ 29,780円 / 平成18年4月~ 30,680円 / 平成19年4月~ 30,830円ですので、ゆっくりと確実に、補助金の減額に従い値上がりしているのが分かります。
そして、自動車のリサイクルも始まっていますから、私たちの負担は着実に増えています。
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