ブガッティ・EB110
ブガッティ・EB110はフォルクスワーゲングループ製造・販売しているスポーツカーでル・マンや1995年8月に行われた鈴鹿1000km耐久レースにも登場して話題を集めました。
EB110の名前はブガッティ社の創始者「エットーレ・ブガッティ」の名前の頭文字と「生誕110年」の110を組み合わせたもので1991年、ブガッティの創立者エットーレ・ブガッティ生誕110年目に「EB110」が 3980万円(当時価格)で発表されました。
ブガッティ・EB110はカーボンモノコックフレームとアルミボディを使用し車重1.6トン、ミッドシップに搭載されたエンジン、ミシュラン社製の専用タイヤ「MXX3」を採用し、大容量ブレーキのブレンボ製のベンチレーテッド・ディスクにレーシングキャリパーを採用することでハイスペックマシンとして完成、1992年5月にはイタリアのナルド・サーキットで342km/hという当時の市販車では世界最高速の記録を作り出して話題を集めました。
このブガッティ・EB110に追加された「EB110SS」のインテリアもたいへん高級なもので、ナカミチのハイエンドオーディオ、イタリアの高級革張りソファメーカーの「ポルトローナ・フラウ社」によって作り出されたレザー張りの天井やドアやスポーツステアリングで有名な NARDI( ナルディ)社製のステアリングなどを採用しています。
スポーツカーらしいガルウイングドアとバケットタイプの本革シートなど高級なインテリアを持つハイスペックマシン「ブガッティ・EB110SS」は現在でもスポーツカーファンを魅了する特別な車となっています。
(1994年にEB110はEB110GT、EB110SはEB110SSと名称を変更しています)。
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