ホンダモンキー
ホンダは、50ccの人気レジャーバイク「モンキー」の発売40周年を記念して、車体各部に特別色を施した期間限定受注のスペシャルモデル「モンキー・40周年スペシャル」を、2006年12月25日に発売しました。
この「モンキー・40周年スペシャル」は、1967年3月にモンキーの初代モデルとして国内発売された「モンキーZ50M」を参考にして、初代モデルに採用されたチェック柄のシートを採用しており、当時のモンキーを彷彿とさせています。
燃料タンクには、高級感漂うグラファイトブラックを施し、フレームと前・後ホイールを鮮烈なモンツァレッドでまとめた特別なカラーリングが特徴です。
また、40周年記念ロゴを燃料タンク上部とサイドカバーおよびメインキーにそれぞれ採用しており、ヘッドライトケースとエキゾーストパイプカバー、チェーンケース、立体型の燃料タンクエンブレムにはメッキを施すなど、質感を高めた特別な40周年スペシャルになっています。
日本国内において最初のMONKEY、Z50M型は1967年3月に発売されました。
当初はCZ100の車体を流用し、5インチタイヤにリジット、なんとサスペンションがないという構成でした。
搭載されるエンジンはスーパーカブに準じた空冷50cc単気筒で、バルブ機構はカブと共にCZ100のOHVからOHCに変更されていました。
1969年に車体構成がやや大きくなったことを受けて8インチタイヤとフロントサスペンションを装備し、その後もマイナーチェンジを繰り返してリアサスペンションとリアキャリアの装備やブロックタイヤへ変更をしていきました。
モンキーのルーツは、1961年に東京都日野市にオープンした「多摩テック」の遊園地の乗り物として製作された「モンキーZ100」が原型になっているとのことです。
このモデルが当時の子供たちに好評で、やがて海外のモーターショー等で展示されるなど、世界各地で注目を集めました。
※車体色は、グラファイトブラックの1色のみになっています。
期間限定受注:予約期間は2006年12月15日から2007年1月14日までとなっており、すでに終了しています。
販売計画台数(国内) 2,500台(期間限定受注)メーカー希望小売価格 215,250円(消費税抜き本体価格 205,000円)となっています。
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