自動車模型
自動車模型が中高年を中心に地味に流行ってきている。
もともと根強いマニアがいるのがこの自動車模型の世界で、我々中高年が若い頃は、毎週プラモデル屋さんでコンクールがあって、入賞すると店頭に飾ってもらったものである。
我々の世代で自動車模型というと田宮模型となる。
今や”世界の田宮”として世界中にホビーファンを獲得している。
まさにその田宮が引っ張っていったのがこの自動車模型の世界である。
自動車模型の種類も徐々に増えてきており、最近では様々な機能が追加されたものもあり、分類の仕方も変わってきた。
我々中高年がこよなく愛し、かつてはプラモデルと呼んでいた”スケールモデル”、昔はラジコンと呼んでいた”RCカー”、円形のコースをぐるぐる回る”ダンガンレーサー”、最近若者達の間で圧倒的な人気を誇る”ミニ四駆”とラジオコントロールが可能な”ラジ四駆”などに分けられる。
この中には数量や期間限定の商品を売るスポット生産品などがあり、オークションなどでも高く取引されているものがある。
また、スケールモデルの芸術性や完成度を競う展示会、発表会、コンテスト、実際に走行させてレースを競うイベントなども企画され、さらにファンを拡大している。
現代っ子の趣味としては地味な部類なのかもしれないが、一度はまればマニアの気持ちになれる、そういう世界である。
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